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しくじりこじらせ先生

他人の不幸は蜜の味

長い人生で自分で失敗出来る事って多くはないと思う。

だから他人の失敗から学んで自分の糧にしていく。



この10円10枚、百円玉にして


5歳位の時、家族6人の夕食が終わり、くつろいでいたばあさまにオレが言ったんだ。




いいよ

そう言ってばあさまは年季の入った掠れた紫色のがま口を取り出し、メッキの剥げかかった金具をパチッと開けたんだ。

1枚、2枚と数えながらオレが10円玉を畳の上に並べていくと、9枚しか無かった。

あれ?10枚あったのに?

そう言ってポケットをまさぐっていると

おめぇズリぃな~

とニヤニヤしながら親父が言った。


その言葉にえらくショックを受けたオレは、恥ずかしさやら泥棒扱いされた悔しさやらで大泣きしてしまったんだ。

ばあさまは大丈夫、大丈夫と言って両替してくれたんだが、オレはその場に居れなくて居間を飛び出したんだ。


これが記憶に残っている1番最初の失敗。


未だに覚えているって事はかなりのトラウマになってるんだな。

親父はいかにもな職人で大工をしていた。

ギャンブル好きで口が悪く下品だ。

悪気は無かったんだと思うが、不用意に放った言葉が家族を混乱させる、という出来事が多々あった。


過保護のばあさま、酒乱のじいさま、ネグレクト気味の母親、口の悪い親父、出来のいい弟。

この家族の中で育ち、立派な社会不適合者が出来ました。



私立高校を辞め、清掃会社で社会生活を学び、定時制高校に入り直し、畳屋でアルバイトしながら高校を卒業したんだ。

んで親父の下で大工見習いを始めた。

この頃は結構羽振りのいい暮らししてたんだけど、一年半位立つ頃から元請けの住宅会社が怪しい動きを始め、ついにはオーナーが逃げやがってさ。

雇われ社長に責任なすりつけて逃げたオーナーは行方不明。

雇われ社長は債権者に追われ、ついには殺されるんだ。


ニュースになってたよ。


当然親父も当てにしてた金が入ってこず、借金背負ってさ。

オレに給料払えなくて、別の仕事探せって。

これをきっかけにオレの人生狂ってくる事になる。


仕事決まらない→金無い→ギャンブルする→

借金作る→借金返す為に安易な仕事繰り返す

→職歴汚れる→まともな仕事決まらない→

精神病む


まぁ、こんな感じで人生こじらす訳。


言葉でまとめると大した事無いけど、色々あったよ。


今もしくじりこじらせまくって生きてる。


ちょっと前に友達のBARで、

目の前に銃があります

いくら殺しても罪に問われません

誰を殺す?

って話しになって、オレと友達はこう答えた



自分



good luck♥

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