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Smokin blues

ポケットに無造作に突っ込んだ緑色と金色のパッケージの煙草を取り出す

 

 

一本取り出し、鼻の下を軽く通過させ香りを楽しんだ後ゆっくりと咥える

 

 

 

チンッ

 

 

zippoライターの蓋を開け咥えていた煙草にゆっくりと火を着ける

 

 

煙草の先の薄紫色の煙を燻らせながら何も考えずに煙を吸い込む

 

 

肺の中に煙を充満させ、その煙をゆっくりと吐き出す

 

 

吐き出した煙の中に色々な記憶の欠片を見ながら、また次の煙を吸い込む

 

 

 

一日の終わりを迎え、眠りにつく間際の習慣だ。

 

禁煙、分煙、嫌煙が騒がれている昨今、時代遅れの悪しき習慣を辞める気なんかさらさらないオレは今もまた咥え煙草でこの文を書いている。

 

 

初めて吸った煙草は今もあるのかな? ラクダがパッケージに描かれた外国のタバコだった。

 

それから一番安いという理由で吸い始めたのが、日本産の古くからある両切りの煙草だ。

 

両切りってのは一般的な煙草には着いているフィルターといわれるものが着いていない。

 

よって、煙草の旨味と害がダイレクトに味わえる。

 

煙草を形成する材料が紙と葉っぱだけだから土にも返る。

 

地球にやさしく体に厳しい煙草な訳。

 

 

その煙草だば、吸わねーほーがましだ

 

 

昔、おっさん連中と仕事してた時に言われた言葉だ。

 

この煙草、年輩の方にとっては懐かしくもあり、物が無い時代に仕方なく吸ってた物らしい。

 

(給料)取り悪いんで、これしか買えねーっすもん

 

そんなやり取りの後、必ず

 

一本くれや

 

と、来る。

 

不味いだ、キツいだ、文句を言いながらも、懐かしさと珍しいさの好奇心が勝つらしい。

 

まぁこんな万人受けしない煙草を好んで愛飲してるんだ。

 

 

今もだけど、昔何やってもダメな時期があってさ

 

誰にも話せなかった不安や焦燥感に押し潰されそうだった夜も、太陽の光が眩し過ぎて、その希望に満ちた温かい光さえも邪魔くさく思えた朝も、いつもオレを救ってくれたのは煙草だった。

 

向精神薬でも精神安定剤でも無く煙草だ。

 

様々なシーンで、リラックスさせ、集中を高め、癒してくれたのが煙草だ。

 

健康被害、病気のリスク。

 

あるだろうね

 

でもね

 

オレにとって煙草の無い生活は病気で苦しむ事に匹敵する程辛い訳。

 

今死んでもかまわないと思ってるオレに

 

長生きできませんよ?

 

は、通用しません。

 

嫌煙家の皆さん

 

大好きな甘いスイーツ

 

大好きな温かい飲み物

 

大好きな人との時間

 

オレが目障りだ、気に触るから止めろって言ったら止めれますか?

 

みんな少なからず迷惑掛け合って生きてるんすよ

 

マイノリティはすべて悪ですか?

 

 

歩み寄るって大事だと思いません?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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