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社畜がキレて辞めた話

はぁ?

ふざけんなよ?


そう言って、守銭奴女専務に詰め寄ったのはボーナス時期の暮れの事。



前職を体調不良で辞めた後、ハローワークで見つけた高待遇が謳われた求人票。



食品加工会社で、早朝出勤はあるが残業はほとんど無し。週休二日制、ボーナス年2回、未経験可、社保加入と書かれてる紙を眺め、暫し考えた後、応募してみる事に。


11月X日の朝6時に来て


ん?

朝6時?

まぁいいやって事で履歴書持って会社到着。

応接室的な所へ通された後

これに着替えて


と、上下真っ白な作業服と白い目出し帽を渡された。

面接の前に工場案内するから

そう言われ、着替えた後に工場へ。

中には大きく分けて2つの部署があり、通されたのが加工、最終工程部署。

真っ白い目出し帽の人間が数人いて、パック詰めされた製品が機械を通り、ラベルが貼られ、それをカゴに入れる作業の最中だった。

一通りの作業を見せられ、説明を受けた後でまた応接室に戻された。

そこで女専務登場。

どう?やっていけそう?

にこやかで、物腰柔らかそうなケバいおばさんが優しく聞いてきた。

頑張ります

などと、適当に答えながら面接スタート。

給料は求人票の額を出す

早出、残業代は出しません。

その代わり、超過時間分を早上がり、代休に充てます。

だとさ。

残業というものが大嫌いなオレはその条件をむしろ好条件として捉え、終始和やかムードで面接を終えた。


数日後、採用の電話があり、通常勤務時間の8時出勤に合わせ、少し早めの7時30分に会社に着いた。

専務に挨拶を済ませ、ロッカー兼休憩室に入ると他の従業員の荷物はあるが誰もいない。

そう。みんな就業時間前に働いてるのだ。

まぁよくある事と思いながら、着替えを済ませ待機してると

おざーす

他の従業員がゾロゾロ戻ってきた。

今日からお世話に的な挨拶をし、軽く談笑した後現場に向かった。

そこには上司に当たる課長とパートのおばちゃん3人と同じ部屋だが別部署だという若者がいた。

課長は定年間近で上層部と犬猿の仲。元上層部だったらしいが部下の不手際の責任を負い、現場にいるらしい。


若者はB型丸出しの俺様人間。こいつのせいで辞めた人間多数。仕事は出来る。

こんな感じの中で、言われるがまま仕事をこなして行った。


この会社では納期の関係で月に3回、3日連続で早朝出勤があった。

朝5時スタートの午後2時終了。

通常勤務は8時~17時。

残業代つかねーから早出も通常も定時で帰る

ってのが課長の方針で、楽しく、厳しく毎日の仕事をこなせて行けた。


主任候補を入れる


そんな話しが出たのは課長が定年を迎える少し前の事。


現場の管理、作業、発注と全ての仕事をやっていた課長の代わりになる人を入れるらしかった。

で、入ってきたのが同業経験者のおっさん。


鳴り物入りで入ってきたおっさんは待遇が他の古株従業員より良かったらしく、課長からもB型からも、他部署の人からもキツく当たられていた。


周りからキツく当たられてた主任候補はイライラの鬱憤の矛先をパートやオレに向け始める事になる。



社畜がキレて辞めた話2に続く

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